ep32 集大成

伝説のモンスター現る。

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伝説のモンスター・・・。
この世界に突如として現れたそれは、瞬く間に世界の脅威へと登りつめた。
人々は噂する。

「その巨大な姿、雄雄しく威厳に満ち溢れている」
「まさに神と呼ぶべき存在」
「『伝説のモンスター』って、最近世間を騒がせているあの病気のことなんだ？」
「クリームみたいに真っ白で、カステラみたいに四角くて・・・」

一体、伝説のモンスターとはどのような存在なのか？
今回はその謎に迫ろうと思う・・・。







伝説のモンスター誕生。
その発端となるのは、ファンブルグ東地区銀行。
その日、王立飛び研究所所長は、金曜日のアレ実行役員兼、ばら撒き役員である
カラミ（カラミティ）氏に、渡したい物があるとのことで呼ばれていた。






BANX「こんばんくす！」









カラミさん「こんばんくす～」









BANX「かっこいいですね、相変わらず！」









カラミさん「あはは」












いつも通りの、何気ない世間話の中・・・





カラミさん「それで、お渡ししたいものが！」









BANX「あ、はい～」









カラミさん「所長とグラ子用です」









BANX「！！」






























BANX「こ・・・これが噂の・・・」









カラミさん「ええ、噂の－２５です」












＜デジールの腕輪＞
最大でHPを25％下げることができるアクセサリー。
HP以外に、逆に上がってしまうステータスもある。
何が上がるのかは知りません。








BANX「これ、思うにですね・・・
　　　　　LV10からでしたよねこれ？」








カラミさん「ですです」









BANX「レベルアップ時、BP振らずにLV10まで育てた場合、
　　　　　HPって上がります？？」








カラミさん「上がらないはず・・・」









BANX「と、いうことは・・・」





















伝説のモンスターが、その時小さな産声を上げた・・・













翌日、伝説のモンスターは世に降臨した。
まだ未完成であるモンスターに課せられた課題は、LV10まで上げること。






カラミさん「狩りならお任せ下さい！」













モンスター育成計画に志を共にしてくれたカラミ氏は、二つ返事でLV上げの護衛を
買って出てくれた。








KAT隊長「いや～この課金箱（ミミック）、
　　　　　　Ｌｖ１なんですけど床置きできないんですよ・・・」













ペットにナメられているので、戦闘を重ねて床置きできるようになりたいという
ファンブルグニートも引き入れ・・・


























壮絶なLV上げが始まった。











この日。一日でLV9まで上げるという快挙（？）を成し遂げるも・・・





























「慣れないことをして疲れた」

という理由で、あと1レベル上げれば良いところであるにもかかわらず、
お開きにしてしまうあたり・・・
これがファンブルグニートたる所以なのであろう・・・










そして、さらに後日・・・







OL勇者「こんばんくす～」









アルカネットさん「こんばんくすー」









モンモランシーさん「こんばんくすー」









シ○イさん「きゅっきゅ・・・きたぴよね」









ミネアさん「こんばんX～」















偶然を装い、出会ったわるくまメンバーにレベル上げを依頼・・・






アルカネットさん「経験値稼ぎはＯＬさんぴよ？」









OL勇者「あ、いえいえ～
　　　　　上げたいキャラは今、イールにいます～」








アルカネットさん「BANXさんがイール・・・明日雨ぴよか」









モンモランシーさん「いろいろな雨が降るぴよん」









○ライさん「きっと空からネタが・・・」









ミネアさん「バースト上げです？」









OL勇者「ですです～
　　　　　　砂は用意してます～」





※上げる経験値は1400です。


ミネアさん「それじゃ笛用意します！」






※上げる経験値は1400です。


モンモランシーさん「護衛しますよー」









OL勇者「どこに行くのが良いですかね～？」









ミネアさん「トレトレも適正カモー
　　　　　　　開いているといいのですが・・」








アルカネットさん「確認に走りますー」









ミネアさん「あ、確認お願いしますー」


















ネタとなると、驚くまでの団結力を見せるわるくまメンバーの協力を得て
最後のLV上げもつつがなく終了した。


念願のデジールも装備し、目標達成するモンスター。

しかしここで、所長はカラミ氏との会話を思い出す・・・







BANX「DEFが下がる装備ってありましたっけ？」









カラミさん「新兵の指輪・戦士の指輪ですね」













そう・・・どうせなら、DEFも下げたほうが飛びやすいのではないであろうか？
LV上げ後、わるくまメンバーに相談してみると






ミネアさん「新兵の指輪発見っ！」












某富豪防具職人様が倉庫の中から見事発掘。

さらに、ファンブルグの頭脳の異名を持つこの防具職人様から驚くべき提案が・・・







ミネアさん「服靴帽子にR1アメジスト入れれば・・・」









BANX「ふむふむ」









ミネアさん「15（今のDEF）-6（指輪）-3-3-3=」

























ミネアさん「ゼロ」








BANX「？！」












こうして、誕生した伝説のモンスター「飛び仙人」は・・・






























その、圧倒的なスペックで


































驚くべき低燃費での飛行を実現させた・・・
（※最大HPは13です）









こうして、伝説のモンスター「飛び仙人」は世に放たれた。
ここに至るまで、多くの人の努力・アイデア・労力で成しえたことを、
我々は忘れてはいけない

～ｆｉｎ～

BANX「いや～、ぽんくす君
　　　　今日は凄い買い物をしちゃいましたよ～」








ぽんくす「どうせロクなものじゃないんでしょうね・・・
　　　　　　一体、何を買ってきたんです？」








BANX「麦わら帽子の船長さんがいらっしゃいましてね？
　　　　なんでも、悪魔の実ってシリーズらしいのですが・・・」








ぽんくす「どこかで聞いた話ですね・・・」









BANX「トビトビの実ですって」

































ぽんくす「いや！
　　　　　　そのアイテム、そんな名前じゃないから！！」








BANX「仙人の仕上げに、このアイテムを使ってみたら、
　　　　凄いことになっちゃったんですよ～」








ぽんくす「どうなっちゃったんですか？」









BANX「では、今回は仙人の最終的なステータス画面で
　　　　お別れ致します
　　　　みなさん、お疲れ様でした！」

～To be continued～

Special Thanks！！（五十音順）

アルカネットさん：キャラ製作協力
カラミティさん：キャラ製作協力
シライさん：キャラ製作協力
星夜さん：仕上げアイデア提供
チキンさん：仕上げアイデア提供
中梨睦月さん：仕上げアイデア提供
ミネアさん：キャラ製作協力
めびさん：キャラ製作協力
モンモランシーさん：キャラ製作協力